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  ルートはり・きゅう院

大分県大分市北下郡の鍼灸院「ルートはり・きゅう院」です。
「ルート」とは「根っこ」という意味です。
皆様の健康を「根っこ」から考える治療院です。
院長:佐藤 雅彦 (院長のブログはこちら
ご予約・ご相談は TEL 097-567-1145
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眠れない人、急増中?
 当院に来られる患者様は、もちろん肩こりや腰痛などの方が多いですが、お話を伺うと、睡眠をしっかり取れていない、もしくは寝ても疲れが取れていない、という方が多くいらっしゃいます。

 昔から言われているように、できるだけ同じ時間に床に就き、同じ時間に起きてしっかりと朝日を浴びることで、体内時計をしっかり正しい状態に保つことに勝る快眠法はありません。寝酒すると脳が覚醒状態のまま、肝臓や胃腸に負荷がかかったまま寝ることになるので、疲れが取れないというのも正しい認識です。

 最近多く言われる原因は、「眠くなるまで(寝落ちするまで)本を読んでいる、スマホを見ている」です。脳は目から入った情報を勝手に処理しようとするので、覚醒度が高いままの状態で眠りについてしまい、起きても疲れが取れていない、という状態に陥りやすいようです。スマホ画面から出ているブルーライトも快眠にはいい影響を与えません。

 そして、あまり気にされてない方が多いと思いますが「コーヒーの飲み過ぎ」の方が最近増えてきている印象です。もともとあまり日本人にコーヒーを飲む習慣がなかったところに、コンビニ各社がこぞって店頭で淹れたてのドリップコーヒーを発売するようになり、習慣的に1日数回コーヒーを飲むようになった方が多くいらっしゃるようです。個人差はありますが、カフェインの興奮作用で眠りが浅くなっている可能性が考えられます。「自分はコーヒーを飲んでも眠れる」と思い込んでいた人も、缶コーヒーやインスタントコーヒーからコンビニのドリップコーヒーに変えたら眠りが浅くなった、という例は少なからずあるようです。

 「それでも眠れない」という日はあると思いますが、眠れないから起きていよう、眠れないから本を読もう、スマホを見よう、は結局のところ長期的に体内時計を狂わせる原因になりますので、眠れなくても、いつもどおり床に就き、目を閉じて呼吸を整え、横になって体を休めるようにするといいでしょう。横になって体を休めているだけで、体の疲れはほぼ回復してくれます。脳の疲れも、目や耳からの刺激をできるだけ与えないようにして、「それ以上疲れさせない」ことで、起きたときの感じはだいぶ変わってきます。眠れなくても、できるだけ眠っている状態に近づけ、今日眠れなくても明日眠れるように準備しておくことが大事です。

 余談になりますが、「夢をよくみる=眠りが浅い」という認識はあまりあてになりません。夢をみるのは眠りが浅いレム睡眠という時間であるのはよく知られていますが、レム睡眠は先に深い睡眠があって、徐々に浅くなったときに出るものなので、夢をみるということは「1度は深い睡眠に入っている」ということになります。あまり気にする必要はありません。 

  
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    スマホが及ぼす人体への悪影響と軽減策を考える
     当院にいらっしゃる患者様にも、スマホの使いすぎによる症状をお持ちの方が多いようです。

     今さらではありますが、院長もこの記事を書いている1ヶ月ほど前に、6年以上使ったガラケー(従来型の携帯電話)をスマホに変えまして、身をもってその影響の大きさに驚きと恐怖を感じているところです。

     スマホを持つことで人体に悪い影響があるということは、健康をテーマにしたテレビの教養番組やまとめサイトに再三取り上げられている内容なので既にご存知の方は多いと思いますが、このタイミングで初めてスマホを手にして改めて「もっと問題視されるべき」と思ったこともありますので、記事を書こうと思った次第です。

     スマホの使いすぎが原因と考えられる症状には次のようなものがあります。

    ・肩こり、首こり(ストレートネック)、腰痛、腕の痛み

     主にスマホ使用時の姿勢の悪さや、長時間同じ姿勢をとったため血流が悪くなって起こる症状です。概ね、首が背骨の真上になく少し前に突き出た状態になり、肩は前にすぼまったような、大げさな猫背のような姿勢になりがちです。首や肩まわりの一部の筋肉が伸びっぱなし、縮みっぱなしになったり、首から出ている神経が圧迫されたりして、こりや張り、痛みなどの症状が出ます。

     首まわりの症状が悪化すると、脳に血液を送る血管が伸びたり圧迫されたりして細くなり、頭痛や貧血のような症状、脳の血流不足が深刻化すると全身症状まで発症する可能性があります。
     
    ・腱鞘炎(スマートフォンサム)

     利き手(スマホ操作手)の親指側の手首のあたりや、母指球(手のひらの親指の下の膨らみ)、前腕の後ろ側(手の甲側)、肘の外側あたりまでに痛みが出ます。親指と人差し指、親指側の手首にスマホ操作以外で今まであまりなかった筋肉の動きがかかっており、疲労しやすいものと思われます。

    ・目の異常(眼精疲労、視力低下、ドライアイなど)

     スマホの画面は高解像度できれいなため、小さな画面の中にとてつもない情報量で文字や画像が表示されています。また、スワイプ操作などで画面が高速でスクロール(流れる)することが多く、意識して画面を追っていないつもりでも、画面からの情報を認識しようとして目が高速スクロール中の文字や画像を追っています。知らず知らずのうちにスマホを凝視しているので、まばたきが減り、眼球を動かす筋肉も固まってしまいます。

    ・睡眠不足、生活リズムの崩れ、自律神経失調症

     パソコンや家庭用ゲーム機と違い、電車の中や寝床の中でも操作できてしまうので、SNSやゲームに熱中しやすくなり、気づいたら何時間も経っていた…ということがあるようです。姿勢の悪さ、ブルーライト、電磁波など原因は様々ですが結果的に眠れなくなったり、全身症状が出るまでに悪化してしまった状態です。

     頭痛、貧血、発汗異常(多汗・無汗)、睡眠障害(眠れない、いつも眠い)、手足のふるえ、脱力、食欲不振、腹痛など、いわゆる不定愁訴とされる症状が続き、改善しなければ悪化していくことが多いです。

    ・電磁波過敏症

     スマホから発せられている電波や、無線ルーター(Wi-Fi)の電波、Bluetoothの電波は、電子レンジと同じ周波数帯の「マイクロ波」という電波が使われています。私が今まで使っていた音楽プレイヤーやガラケーは、頭の向きを変えるとBluetoothイヤホンへの音が途切れたりしていましたが、最新のスマホは同じイヤホンでも途切れることがありません。おそらく、新しい機器ほどこれらが発する電波の強度は強くなっているものと考えられます。

     スマホを頭に近づけて通話することは、大げさに言えば頭に電子レンジを近づけているのと同じような状況ですから、血管や耳の中にある液体がわずかに膨張して、頭痛やめまいや耳鳴り、乗り物酔いのような症状が起こる可能性があります。長時間の通話を避ける、ハンズフリー機能で少しでも端末を頭から離して使う、などの対策が考えられます。

    ・依存症状

     直接的な影響ではないと思いますが、LINEやメールなど、生身の人間と顔を突き合わせて話したり、電話で相手の声色をうかがうことが少なくなったことで、他人との距離感を感じ取れなくなったり、逆に必要以上に気を遣ったり、コミュニケーション上でストレスを感じることが多くなっていると思います。仲間うちから孤立してしまうのでは、などの不安からスマホ、SNSを手放せなくなっている方が増えてきているようです。

     結果的にスマホの使用時間が増え、不安に加えて前述のような身体症状が出る可能性があります。

    ・対策

     肩こり・首こりや腕、手の痛みなどは、同じ姿勢で長い時間固定されたことによる血流の悪さや、人間があまり使わないはずの筋肉を使ってスマホ操作をしていることが原因であることが多いです。こまめに動かしたり、正しい姿勢を意識したりして、まず悪い姿勢を予防しましょう。既に症状が出ている場合は、強い刺激のマッサージやけん引は避け、お風呂で軽くマッサージ(あまり強い力でやらない)などしつつ、体操などで徐々に血流改善と姿勢改善を試みるといいと思います。画面タッチに使う指を変えてみる(親指→人差し指)、片手打ちを両手打ちにしてみる、など試してみてもいいと思います。

     眼精疲労や視力低下は、1度悪くなるとなかなか良くなりませんので、やはり長時間の使用を避けることに勝る予防策はないかもしれません。スワイプ時(特に画面を高速にスクロールさせるとき)は画面から少し視線を離すようにする、意識して凝視状態を避けるまばたきの回数を増やす軽く温めるなどして目の周りの筋肉をゆるめて休ませたりするといいと思います。ブルーライトを軽減するモードやメガネなどを利用して目への影響を少なくすることもできますが、それで安心してスマホの使用時間が増えてしまっては結局同じことだと思います。

     睡眠障害や全身症状まで出ている場合は、規則正しい生活を送ることを意識して、寝る前1時間は部屋を暗めにしてスマホをできるだけ触らない、当たり前ですが体がスマホの使用を拒否し始めていますので、少し考える時期に来ていると思います。スマホ・ネット・SNS依存症に至っては、心療内科等の受診も考えられますが、最終的には本人の意思で依存状態から抜け出そうとすることだと思います。

     症状が出る、ということは体がSOSを出して「改善しないとえらいことになりますよ」と警告しているということです。本当は症状が出る前に、そうならないように意識して対策を講じておくべきですが、症状が出始めてしまったら、体の叫びを聞く姿勢をきちんと持ち、いたわってあげることが大事です。
     
      
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      | ルートはり・きゅう院 | 健康法・ツボのお話 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
      食事を変える健康法について
       最近になって、かなり極端な食事を推奨する健康法やダイエットが増えてきている印象があります。代表的なものには、次のようなものがあります。

       ・糖質(炭水化物)を一切取らない健康法・ダイエット
       ・高タンパク質のものを摂取する健康法・ダイエット
       ・健康法やダイエットとしての菜食主義(ベジタリアン)

       菜食主義は昔からあるといえばありますが、どちらかというと宗教的な思想だったり、動物を殺めないという個人のポリシーとして広まったもののほうがメジャーかな、という気がします。ヴィーガン(乳製品やはちみつなど、動物が作るものも口にしない)という言葉が知られるようになったのは糖質制限が流行り始めた最近でしょう。

       これらの健康法やダイエットを推奨・支持するネット記事を読むと、さもいいことづくめのように「○○が治った」「痩せた」などメリットが書かれているんですが、昔から健康法やダイエットの本や雑誌記事など、ネットが無かった時代も同じように「これをやればいいことづくめ!」という健康法やダイエットはたくさんありました。数年もすればブームが落ち着いて、すっかり誰もやらなくなった健康法も今や数知れずだと思います。

       健康のためには野菜中心、肉より魚、とは言われてきましたが、ここへきて「肉を食べている人のほうが長生き」というテレビ番組も多く見かけるようになりました。糖質制限の裏で、将棋ブームの話題の中でプロ棋士が対局中にけっこうな量のお菓子を食べて糖分を脳に補給しており、脳のパフォーマンスを低下させないためには糖分を摂取したほうがいいということも言われています。

       その人その人の「いまの体」に合った健康法があるべきで、誰かがやって上手くいった健康法を他の人が真似したところで、その人と同じ体、同じ状態でない限り何か違う結果は出るでしょう。極端な健康法は当然、いい結果も悪い結果も極端に出る可能性がある、ということは念頭に置いて行う、また人にすすめるべきかと思います。

       ちなみに、院長が考える食事の健康法は、

       ・バランス良く食べる。
       ・美味しいものを楽しく食べる。
       ・旬のもの、季節のものをできるだけ食べる。
       ・体に悪そうなものは、たくさん食べないように心がける。
       ・食事に義務感を持たない、食べたくないものをわざわざ食べない。
       ・食べ過ぎない。

       簡単そうで難しいですが、結局その人の「いまの体」に一番合った食事があるはずで、それに近づけるには「好きなものを食べない」「食べ慣れたものを食べない」わけにはいかないだろう、と考えています。もちろん、人工甘味料や食品添加物など、化学的に合成された調味料や食品をできるだけ摂らないほうがいい、という考え方は正しいと思いますので、コンビニ食やインスタント食、カップ麺ばかりで日々の食事を完結させることは避けたほうが良いでしょう。

        
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        | ルートはり・きゅう院 | 健康法・ツボのお話 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
        合谷(ごうこく)は最強のツボ
         はり・きゅう治療や東洋医学にうとい方でも何となく聞いたことがあったり、名前は知らなくても押したことがあったりするツボ「合谷(ごうこく)」。

         ツボの中ではベタ中のベタ、わざわざはりや灸をしなくても「押すだけで効く」「わりと何にでも効く」「誰がどう押しても効く」「ツボの位置がわかりやすく押しやすい」「押したら気持ちいい」というツボなので、ツボというものを説明するときに非常に便利なツボになります。

         便利なツボなんですが、あまり合谷を使いたがらない鍼灸師さんもざらにいます。患者様から「この先生、素人でも知ってるツボを使うんだ」と思われるのが嫌だから、というプライドの高さから…ではなく、はりを打つと反応が出やすいツボなので、人によってはズーンと響く感じが不快に感じたり、電撃のようなビリッとした刺激が出たりして、はりに恐怖感を覚えてしまう可能性があるためです。


         ツボの場所は、一般的には上の図の「1」の場所(手の甲側、親指と人差し指の水かきの根元)と言われていますが、WHOにより統一された(教科書的な)位置は「2」の場所(手の甲側、人差し指の下の骨の真ん中の親指側)とされています。どちらを押しても効果がありますし、人によっては「1」と「2」の間に一番気持ちいいポイントがあることもあります。

         押し方は、反対の手の親指で、気持ちいいと感じるように押して下さい。どちらかというと人差し指側に押すほうがいいようです。30秒〜3分程度でいいと思います。

         何に効くかですが、次のような症状に効くと言われています。また、特に首から上の症状にはよく効きます。

         目の疲れ 視力低下 めまい 難聴 歯痛(鎮痛) 鼻血 鼻水 花粉症 のどの痛み いびき 頭痛 肩こり 腕の疲れ 手のしびれ 便秘 下痢 排尿困難 腎機能低下 ホルモンバランスの崩れ 生理痛 にきび アトピー 風邪 精神不安 不眠 物忘れ 無気力 脳血管障害

         などなど、とりあえず押せば何かには効く、というくらいいろいろなことに効きます。もちろん、効果には個人差があり、必ず効果があるというわけではありません。1回で劇的に効くということもまずありません。

         ※ツボを押すときには、それぞれのツボに適した強さで押す必要があります。合谷はわりと強く押しても大丈夫なツボですが、その他のツボを強く押すと反応が出すぎてのぼせたり、気分が悪くなったりすることもありますのでご注意下さい。
          
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          健康な方にもはり治療を
           はり治療は、実は健康な人にこそ効きます。

           はり治療は、崩れてしまった体のバランス(気・血・水の流れ、陰と陽のバランスなど)を整え、人間が本来持っている「元気になろうとする力」を正常に働くようにする治療です。

           すでに症状が重篤化している人は、体のバランスが大きく崩れているので、完全に正常な状態に戻すにはかなりの労力と時間を必要とします。

           健康な人は、体のバランスの崩れが少ないので、少しの治療で正常な状態に戻すことができます。

           体のバランスが整えられると、いわゆる自然治癒力と呼ばれる、免疫力修復力がアップします。筋力体力もついてきます。菌やウイルスが入りかけたとき、体がすぐに反応してやっつけたり追い出したりしようとするので、病気にならずに済みます。もし菌やウイルスが入ってしまっても、症状が軽く済み、早く回復できるようになります。

           仕事をしていて、体調を崩してもなかなか病院に行けないという方も多いかと思います。大きな病気を経験して、健康や予防の大切さを感じてはいるものの、具体的に何をすればいいかわからない方もおられると思います。

           ご自身の体の状態をよく知っておいて、病気になりにくい体をつくるためにも、症状のない健康なうちからの定期的なはり治療をお勧めしています。

            
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